プロの調理技術を身につけるために
私たちは漁業会社を経営していました。「蛭子丸」という、自分たちの巻網漁船も持っていたんですよ。しかし、漁船が座礁してしまい、会社の経営を続けることが困難になりました。
そのとき、再び漁業会社をやり直すよりも、すでに持っていた店舗を活かして何か新しいことをしてみようと思ったのです。そこで、漁業会社を経営していた頃の人脈を駆使して、魚介類などを扱う居酒屋を経営しようと考えました。しかし、私たちは料理を本格的に勉強したことがありませんでした。ですから辻学園に入学して、プロの調理技術を身につけることにしたのです。
授業で身についた本格的な包丁の技術は、今でも大いに役にたっています。また、入学して学んでいるうちに、年齢の差を超えた友人もたくさんできました。実は今、私たちのお店を手伝ってくれている人も、辻学園でともに学んだ卒業生なんですよ。同じ目標を持っている仲間に、年齢は関係ないですね。新しい夢に挑戦した当初は不安もたくさんありましたが、念願だったお店を開店できた今は、とても充実しています。これからも二人で努力しながら、お店を盛り上げていきたいと思います。