当社は病院・福祉施設等の給食業務を請け負っています。私は食べることが好きだったことや父がよく栄養の話をしていたことが重なって栄養学を学ぶことになったんです。それに、何か人の役に立ちたいとも思っていました。辻学園を選んだのは、まず講師が優秀だと思ったからです。調理師専門学校が母体となっているから、栄養学も調理もしっかりと学べるのではないかと期待したのです。
私の部下には辻学園栄養専門学校の後輩が数多くいますが、彼らに一目置くのは技術力が一歩進んでいるというところでしょう。いい素材を使うことの大切さ、料理の見栄えの良さにとても気を遣っています。病院食・福祉食という制限のある食事を提供する私たち企業にとっては、おいしさや見栄えばかりを最優先することは難しいことです。けれど、盛りつけ方ひとつを工夫すれば、おいしそうに見える料理を提供できるのです。辻学園栄養専門学校を卒業した生徒は、それを良く心得ていますね。
私は常々「料理を提供する人を身内だと思うこと」と部下に言い聞かせています。身内と思えば心のこもった料理を作れるはず。病院や福祉施設の料理が味気ないと言われるのは、その多くが、心がこもっていないからではないでしょうか。栄養価の優れた料理を提供しても、食べてもらえなければ意味はありません。大切なのは求めている料理を知り、心をこめて作ること。これから栄養士をめざす人にはぜひそれを学んで欲しいですね。
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