chef recipe


和風ブランマンジェ
(ブランマンジェとそれを和風にアレンジしたもの2種)


和風ブランマンジェ


辻学園
真空調理研究室 日本料理担当

為後 彰宏


材料

8人分

 ◆  250cc
寒 天  ◆  2g
砂 糖  ◆  70g
水溶き葛粉  ◆  (葛粉20g + 水30g)
牛 乳  ◆  100cc
生クリーム  ◆  50cc
抹 茶  ◆  (抹茶3g+湯大s2で溶く)



作り方

  1. 耐熱のボールに水とよく戻した寒天を入れ、ラップをして電子レンジ500Wで10分加熱し、 寒天を溶かす。

  2. 別のボールに一度漉し、熱いうちに水溶きの葛粉を濃度をつける要領で泡立て器で混ぜながら加え、 更に砂糖を加えて混ぜる。

  3. 電子レンジ(500Wで約2分)加熱して再度沸騰させ透明になれば取り出す。

  4. 牛乳と生クリームを合わせた中に湯で溶いた抹茶を漉しながら加え、これを3. の中に泡立て器で混ぜながら少しづつ加える。
    (白色に仕上げる時は抹茶のかわりにブランデーを大s2加える。)

  5. 容器に入れて冷やし固める。



ポイント

  • 従来の鍋で寒天を煮溶かす場合、水の量は多めに入れて煮詰める方法をとる。これは寒天の濃度が低いほど溶けやすいため (2%以上になると溶けにくくなる)、はじめは1%ぐらいになる様に水を加えて煮溶かし、それを煮詰めて濃い寒天液を作る。 しかし、煮詰めるという作業を電子レンジで行うと発生した蒸気が庫内の湿度を上げ、蒸発の効率を悪くすると同時に飽和状態と なった蒸気が水滴となって側面につき、マイクロ波を吸収し始めるため良い方法とはいえない。
    そこで今回、約1%の寒天を蒸発を考えない様にラップをして溶かし、凝固力を補うために葛粉を入れてみたところ、合計400cc の液体(水+牛乳+生クリーム)をうまく固めることが出来た。
    しかも、寒天のみのサックリした食感ではなく、一風変わった、柔らかい食感が出た。ゼラチンと違い常温で溶け始めることもなく、 また、3日間保存してみたが、デンプンの老化による食感の悪化も殆どでなかった。 熱で固まるデンプンと冷やして固まる寒天の融合である。



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