禁酒法真っ盛りのある日、メキシコ・ティファナのホテル「シーザーズ・パレス」に、アメリカからアルコールを求める客が大挙してやって来たことがありました。ところがその時、店は大勢の客のためにほとんどの材料が底をついていたという運の悪さ。悩んだ末に、料理長シーザー・カルディニは、カートにありあわせの材料を載せて客たちの前に進み、鮮やかな手つきでサラダを作り上げました。それがこの料理の由来だとか。ともあれ、アメリカを代表するサラダであることは間違いありません。

アメリカ料理は、その広い国土とさまざまな人種により、イギリスの流れを汲むニューイングランド料理、メキシコ風のテックスメックス料理やサウスウエスト料理、ケイジャン料理、海岸ぞいのコースト料理、ソウルフードとも呼ばれたりするフライドチキンやバーベキューなどの南部料理など、種類も色々。いまや、世界各国の料理文化が混ざり合う、いわゆる“フュージョン料理”の最先端の国である。

<作り方>
1. ボールににニンニクをこすりつける。
2. アンチョビを加え、すりつぶす。
3. ポーチドエッグを加え、すりつぶす。
4. 塩、コショー、マスタード、レモン汁、ワインビネガーを加え攪拌する。
5. オリーブオイルを少しずつ加え、さらに攪拌しウスターソースを加え、ドレッシングを仕上げる。
6. ひとくち大に切ったロメインレスタスに、トーストしたクルトン、パセリのみじん切りを加え、混ぜ合わせる。
7. 仕上げにパルメザンチーズをふりかけ、さっと混ぜ合わせお皿に盛り付ける。
材料・4人分
ロメインレタス
(もしくはニューヨークレタス)
1束
にんにく 1ケ
アンチョビ 2本
ポーチドエッグ(3分間) 1ケ
レモン汁  20cc
ワインビネガー 10cc
塩・コショー  少々
オリーブ油  90cc
ウスターソース   適量
マスタード 適量
フランスパン(クルトン用) バケット1/6
(表面にニンニクをすり込みさいの目に切ったもの)
パセリ  大さじ1
パルメザンチーズ 大さじ2



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内田 潔志
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