ボルシチは、ウクライナ地方で生まれたロシアのおふくろの味、ロシア料理の主役的存在です。日本ではトマト味のシチューがボルシチと勘違いされることも多いのですが、ボルシチのあの赤い色はスベオラク(ビーツ)をじっくり煮込んだ色。肉や野菜など、その土地でとれるものを煮込んだ、具だくさんで栄養満点のスープで、日本のみそ汁と同じように各家庭によって材料や作り方が工夫され、味にも違いがあります。 一緒に黒パンがあれば最高!
19世紀後半までに、フランス料理と並んでヨーロッパで主要な地位を占めるまでになった支配階級の料理と、その土地で生まれた素材を使用した、薄味で親しみやすい家庭料理との両方をもつのがロシア料理の特徴。

<作り方>
1. 鍋に8分目の水を入れよく洗った皮のままのビーツと肉の塊を入れて煮立ってきたら灰汁を取り塩を大さじ1/2入れる。40分位たったらビーツを取り出し冷ましておく。
材料・4〜5人分
スベオラク
(ビーツ)
 ◆  1個または
缶詰一缶
玉葱  ◆  半分
(みじん切りで)
人参  ◆  半分
(細切りで)
キャベツ  ◆  半分
(細切り)
肉(豚又は牛)  ◆  塊肉で300g
ジャガイモ  ◆  大2個
トマト  ◆  1個
(みじん切り)
レモン  ◆  1/4個
<調味料>
粒胡椒・ローリエ・ニンニク・
トマトピューレ・砂糖・塩・
スメタナ(ロシアのサワークリーム)
2. フライパンにサラダ油を少し入れて、皮を剥いて薄切りにしたビーツを焦がさないように炒める。そこに人参・玉葱を加えて炒める。レモン汁を加える。
3. 次にトマトを加え、トマトピューレを大さじ2加えて炒める。
4. その間に鍋にジャガイモを加え、煮えた頃にキャベツを加える。ローリエも一緒に加える。
5. 3.を鍋に移し煮込む。もしも酸味が強ければ、砂糖大さじ1を加える。
6. 出来上がったらお好みでスメタナを入れる。


TEC日調
辻学園調理技術専門学校
西洋料理研究室

三宅 隆二
TSUJI ACADEMY
BACK
レシピ集TOP 辻学園Home