ドイツではポピュラーなテーブルロールで、名前は皇帝の王冠をかたどった小型の小麦パンという意味。特徴は表面に星の模様が入っていること、パリパリとした軽い食感で、トッピングにケシの実やゴマがのっているものもあります。主に朝食用として食べられるパンですが、ハムやソーセージをはさんで昼食にすることもあります。ドイツのパンといえばライ麦パンが有名ですが、南部ほど小麦の割合が多い傾向にありますので、このパンもドイツ南部やオーストリアでよく食べられているそうです。主なもので、100%ライ麦のずっしりしたプンパニッケル、60%ぐらいの割合のものがロッゲンブロート、40%以下のものがバイツェンブロートとあり、目が詰まっていてずっしりと重たい食感が特徴です。

ヨーロッパ中央部にあり、イギリスやフランスとならんでヨーロッパの近代史の中で重要な位置を占め、政治、経済的に、また科学や文学、音楽などの面でも大きな役割を果たしてきたドイツ。農業、畜産、工業のいずれも盛んで、料理ではハムやソーセージ、きゃべつやじゃがいもを使ったものが有名、ビールやワインも数多くの銘柄が世界中で楽しまれている。またパンの種類も多く、約1200〜1400もの種類があると言われている。

<作り方>
<材料>
強力粉(フランスパン専用粉) 500g 100%
砂糖 10g 2%
9g 1.8%
ショートニング 5 1%
生イースト 15g 3%
285g 57%
モルトシロップ 5g 1%

……………………………………
ミキシング 低速2分 
ショートニング入れ
低速2分中速5分
発酵 70分
分割 50g
ベンチ 20分
ホイロ 45分 33℃ 70%
焼成 20分 200℃ 蒸気入れ
……………………………………
1. 生イーストとモルトシロップを水で溶きます。
<カイザーゼンメル押し型>
2. 粉、砂糖、塩を合わせ、(1)を加え混ぜます。
3. しっかりと練り、生地が薄い膜をはるようになれば、
ショートニングを加え、さらによく練ります。
(ミキサーなどで練る場合、低速2分間、ショートニングを入れ低速2分、中速5分)
4. 生地が再び薄い膜をはるようになれば、温かい場所で、発酵させます。
5. 30分後、ガス抜きを行い、40分再び発酵させます。
6. 50gに生地を分割し、丸めて20分生地を休ませます。
7. 生地を再び丸め、カイザーゼンメル押し型で成形します。
8. 45分発酵させ、蒸気の入れた200℃のオーブンで
約20分間焼きます。
(蒸気のないオーブンの場合、霧ふきでオーブンの中に霧をふきます。ただし、同じ様な食感は得られません)


小野 貴史 TEC日調
辻学園調理技術専門学校
製菓製パン研究室


小野 貴史
TSUJI ACADEMY
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