蜂巣香芋角
 (つくね芋の蜂の巣揚げ)


蜂巣香芋角(つくね芋の蜂の巣揚げ)


材料
生地の材料と調味料
  • つくね芋 200g
  • 浮き粉 90g
  • 片栗粉 10g
  • 熱湯 150cc
  • ラード 70g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/4
  • 五香粉 小さじ1/4
    具の材料と調味料
  • 豚ばら肉 60g
  • 豚背あぶら 40g
  • むきえび 40g
  • 竹の子 30g
  • 干し椎茸 2枚
  • オイスターソース 大さじ2
  • 塩 小さじ1/3
  • 胡椒 少々
  • スープ 100cc
  • 水溶き片栗粉 適量
  • 胡麻油 小さじ1

    ポイント
  • 生地にはラードも一緒に練り合わせてあり、揚げているうちに溶け出して表面がくずれてゆき、くずれた部分が油の温度で固まりながら蜂の巣状に揚がって行きます。
  • この点心は、広西壮族自治区茘蒲県の特産として知られる茘蒲芋(茘芋、香芋)を使って作るのですが、日本では入手が困難なので、繊維のきめが細かいつくね芋や赤目芋を代用として作ります。


    料理制作
    TEC日調
    辻学園調理技術専門学校

    中国料理研究室

      石田 眞由美
  • world recipe




    1. つくね芋は水でよく洗い、2cm厚くらいにスライスし、蒸して火を通す。火が通れば熱いうちに皮をむいて裏ごし、又は中国包丁で押しつぶす。


    2. 浮き粉に片栗粉を合せて、ボールごと湯せんにかけて熱くしておき、熱湯を一度に入れ、麺棒などを使ってすばやく混ぜ合わせる。ボールを伏せて1分ほど生地を蒸らし、麺台に取って生地のねばりを出すようにしっかりと練る(澄麺)。


    3. この澄麺と裏ごしした芋の両方が熱いうちに合せ、グラニュー糖、ベーキングパウダー、五香粉を一緒に加えて練り混ぜ、更にラードも加えて練り、練りあがった生地をビニール袋に入れて、一時間ほど冷蔵庫に入れて生地を休ませ、ラードを固まらせる。


    4. 具の材料は粒切りにしてから炒め、味をつけてから水溶き片栗粉でとろみをつけ、胡麻油を少々加えて冷ましておく。

    5. 固まらせた生地を丸く広げ、具を包んで半分に折るようにしてフットボール形に整える。


    6. 包んだ物を網にのせ、170〜180℃程度の油で揚げる。温度が低すぎると生地が散らばってしまうので様子を見て、状態を確かめながら揚げていく。上の方は散らばりそうになる生地が、うまく固まって蜂の巣状になるように揚げる。
    この点心は、蒸してからつぶした芋と浮き粉を熱湯で練った生地(澄麺)を練り合せ、具を包んでから油で揚げて作ります。表面に無数の小さな穴があいているように見える特徴があり、その様子から蜂巣という料理名がつけられています。その様子は美しいレースのようにも見え、表面はサクッとした歯ざわりで香ばしく、中はしっとりとして甘味のある滑らかな舌触りで、複数の食感が楽しめる広東の代表的点心の一つです。

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