サン プー チャン
三不粘
(玉子とラードの
 柔らかいお菓子)


玉子とラードの柔らかいお菓子



材料
  • 卵黄 5個分
  • 砂糖 80g
  • 澱粉(さつま芋や緑豆の澱粉が良い) 40g
  • 水 250cc
  • ラード 100cc




    ポイント
  • 料理名が示す通り、皿に粘り付かず、箸にも付かず、歯にもくっつかない出来上がりが大切です。



    料理制作
    TEC日調
    辻学園調理技術専門学校

    中国料理研究室

      福井 健智
  • world recipe




    1. 澱粉を70ccの水で溶き、砂糖を180ccの水で溶かしておく。

    2. 卵黄を溶き、澱粉と砂糖を溶いた水を合せ、目の細かい網で漉す。


    3. 良く油でならした鍋に、半分のラードを入れ、混ぜ合わせた生地を流し入れ、弱火でゆっくりと混ぜていきます。

    4. 濃度が付くにしたがい、かき混ぜる手を早くし、鍋底の焦げつきに注意しながら、残りのラードも2〜3回に分けて加えていきます。



    5. 全体が固まってきたら、お玉でまとめる様に炒めていきます。


    6. 表面に艶が出て、腰がしっかりと出てきたら出来上がりです。
    シンプルなものほど、ごまかしが利かず、難しいものだとよく言われます。「三不粘」、この料理もその一つです。使う材料は卵黄、砂糖、澱粉、ラードというような、簡単に手に入る物ばかりです。しかし本場中国の山東省でも、なかなか作り手がいないと聞きます。鍋の扱い方が大変難しく、熟練した技術を必要とし、失敗した物は見た目だけで素人にもすぐわかります。モチモチ感と、スーッと溶ける食感が、絶妙に重なり合って、その舌触りは絶品です。ラードを多く使ってつくりますが、油濃さが口に残らないので、思わず次から次へと、手を休めずに食べてしまいます。

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